将来売れない家！？売りにくい家！

巷で流行りの・・・「大幅値下げ～！」

 

売出価格よりも

何と20％以上も安くなった家もあったりします。

その大幅値下げ―！の新築をみていると

いつの間にか

契約済になっているんです！！（＞＜）

 

不動産のタイムセール？(^^♪

これって　ほんとうにお買い得？？

なんでしょうか？

 

 

県南エリアの人口は、まだ確かに増えています。

しかし、

県北エリアは既に人口減になっていますし、

空家率も上がっています。

 

さらに

30年前に指定された生産緑地が、2022年には

ある程度宅地化され市場に出てきます。

 

もちろん、

生産緑地制度の税制改正も出てくるでしょうから、

立地条件や住環境の良くないところは

そのまま延長されるかもしれません。

 

逆に条件の良い土地は、

新築マンションや新築アパート用地

分譲住宅の敷地となって出て来ることになります。

 

 

そんな状況にある今、

「多少の条件は・・・　まあ価格的に・・・

    と自分を無理矢理納得させて・・・

新築だし(^^♪  だいぶ安くなったから・・・」

 

と安易に購入してしまうと、

 

将来 売却できない、

価格の付かない不動産になってしまうかも

しれないのです。

 

 

 

たとえば・・・

 

１．暗いお家！！

今までは駅が近いから・・利便性が良いから・・

日当たりは多少無くてもね、、となったり・・・

 

しかし、

ご家族が集まるリビングが暗いと

気持ちまで滅入ってしまうかも？

 

新築信仰の強い日本人ですから

新築であれば、、まあいいかな、とも思いますが、

お家が古くなってきたら・・・

本当に暗いお家は厳しい！！

 

　

２．幹線道路沿い、

いくら日当たりが良くても、

窓を開けて生活できない！　洗濯物が汚れる！

騒音でテレビの音が飛ぶ！

特に振動があるような立地はＮＧです。

一年中窓を閉め切って、エアコン全開での暮らしは

あまり健康的とはいえません。

 

３．狭小敷地の新築！

駅徒歩圏！日当たりもまあまあ！

でも、土地は50㎡約15坪前後、

どう頑張っても狭い３ＬＤＫ！

それに、2階LDKはリビングインの階段が多く、、

冬は寒いしとても暮らしにくい

無理矢理押し込んだ3LDKの新築・・・

 

新築購入時のままの年齢が変わらなければ

3階も苦にならないかもしれませんが、

年齢を重ねると、勾配のきつい階段は厳しい！

それに隣家との間隔が狭く、建て替えるのも大変！

築年数と共に暮らしにくくなるお家は、

売却する時も大変です。

 

叶うのであれば、他の少し条件を外しても

2階建で暮らせる土地の広さ 70㎡以上は確保したいところです。

 

４．低地！　軟弱地盤！

おおむね海抜6m付近までは

縄文海進のときには海だったと言われていまして

現在でも地盤が軟弱な土地が多いのも確かです。

埼玉県は津波警戒区域の指定はありませんが、

以前氾濫していた川は多くありますので、

海抜は一度チェックしたいところです。

 

また市街化が近いのに調整区域に指定されている

エリアも要注意です。

利便性は良いのになぜ調整区域なのか、、？

その多くは水害が影響しています。

 

このようはお家は要注意です。

 

購入価格は少しでも安い方が良いですが、、

新築が　大幅値下げになったから・・・

 

で購入してしまうと・・

 

将来本当に売れない家！

買わなかったほうが良かった家！

になってしまうかもしれません。

 

永く安心して暮らせるお家なのか？！

家族が元気で健康に暮らせるお家なのか？！

 

の判断基準でしっかりと見極めて

選択したいですね。