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「住まい」について今旬に感じたことを掲載しております。

大幅値下げ!の看板をよく見かけますが、新築の売出価格は昨年と比べると10%以上高くなっているのです。。

2016.10.31

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それは昨年と比べると土地の仕入れ値が10%以上上がっているからです。

そのため、マンションも一戸建ても売出価格は10%も高くなっているのです。

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ただし、

マンションの場合、土地の仕入れから引き渡しまで数年かかりますが、

一戸建ての場合は土地の仕入値が、直ぐに販売価格に反映されます。

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例えば・・・

浦和区の一戸建て新築ですと、

昨年まで徒歩20分程のエリアで土地100㎡の新築は、3600~3900万円でしたが

今年の売出価格は4000~4300万円、と約10%のアップ。

 

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その販売区画の中で、条件の良い南向きや角地などは、

ほぼ売出価格で成約となっていますので、やはり昨年より高いことになります。

 

ただ少し一般的に難があると思われる新築は、、

「大幅値下げしました!」 と看板に表示され

売出価格から 7~8%(300~350万円)、

条件によっては400万円も値下げしています。

 

そして  いつの間にか成約している状況なのです。

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売れ残っていて、

どこまでも値下がりしているかのように思われますが、、

実際のところは、そうでもなく

現在 昨年と比べると2~3% 約100~150万円程高く契約となっている感じです。

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来年度の税制改正に、タワーマンションの固定資産税、相続税の

評価額の見直しが検討されています。

節税効果が薄れますと、タワーマンションの売れ行きに影響し

それが中古マンション、そして土地の価格にも影響してきます。

 

では、来年不動産は安くなるの・・・?

と言うと必ずしもそうではなく、

需要と供給のバランスにより変動しますので

利便性の高い人気の立地は今より強気となり、

それ以外は横ばい、

条件の悪いエリアは、今よりさらに値下げになるかもしれません、

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いつの時代も、誰もが認める条件の良いものは高いですが、、

他の方からはあまり支持されなくても、

自分に合った取り柄のある物件は、逆に安く買えるチャンスかもしれません。

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あれもダメ、これもダメ、と言っていると

何時までたってもスタートできずに

子供さんもご主人さまも年齢だけが高くなってしまいます。

 

将来に大きなローン残を残すだけとならないように

「自分たち家族にとって、取り柄があるのか、」

を見極めて賢い選択をしたいですね。

 

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