フラットを含めて固定金利も変動金利も とっても低い！　

金利は金融機関によりバラバラです。。

 

変動金利はネット銀行の方が、一般銀行より低いからお徳？

全期間の固定金利も銀行よりも　フラット35の方が金利は低いし・・・

支払を抑えるなら

変動ならネット銀行　固定ならフラット35　がやっぱりお徳でしょうか、、

　　　

【変動金利】

変動金利は短期プライムレートを基準にしています。

現在の1.475％は、平成21年以降変動していません。

これはデフレ脱却からインフレへ移行させる日銀の政策によるところが大きいからです。

都市銀行はこの1.475％に1.0％を上乗せして2.475％を基準金利とし

ここから各行それぞれの金利優遇をしています。

例として・・・　2.475％－金利優遇1.85％＝0.625％

では今注目のネット銀行の変動金利は・・・

SBI住宅ローン 0.568％  AEON銀行 0.57％

これにそれぞれの特典も付いてきます。

どうせ借りるなら金利が低いネット銀行の方が・・・

その通りですが、審査条件は少し厳しくなっているようです。

 

また大きな違いがあります、

一般銀行とネット銀行での大きな違いは保証料・手数料です。

銀行はそれぞれの保証会社を利用する為、

借入年数に応じた保証料が掛かりますが、

ネット銀行は保証料は無料ですが、事務手数料が 2％＋消費税 掛かるのです。

 

返済期間が30年前後となる場合は、銀行保証料も約2%前後となりますので

金利が低いネット銀行の方が総支払額は抑えられますが・・・

 

ただし返済期間が20年以下の場合

　　　

3000万円を20年返済で借りる場合の総支払額＋（保証料・事務手数料）の合計は・・・

以下のように逆転します。　※ 金利変動がなかった場合

 

都市銀行の場合

3000万円　0.625％　20年返済　総支払額　31,291,853円

保証料　　　　　　　　　　　　　              　　445,070円

合　計　　　　　　　　　    　　　              　32,366,923円　▲24,424円

 

ネット銀行

3000万円　0.57％　20年返済　総支払額　31,743,347円

事務手数料　　　　　　　　　              　  　　648,000円

合　計　　　　　　　　　　　      　　　　 32,391,347円

【固定金利】

フラット35の4月21年超90％の金利は　1.19％　史上最低です！

ただ銀行の超長期固定金利も最低となっていまして、

三菱東京UFJ銀行の場合20年～30年以内の4月・固定金利は 1.20％

 

金利だけでしたらフラットの方が僅か0.01％低いですが、

フラットは、団体信用生命保険に加入する場合

別途保険料の支払が必要となりますが、

銀行の固定金利は団体信用生命保険が込みでの金利となっています。

 

3000万円・30年返済の場合　総支払額＋団信保険料の合計は・・・

 

フラット35　1.19％　30年返済　総支払額　　35,687,663円

団信保険料　　　　　　　　　　　　　　　 1,742,800円

合　計　　　　　　　　　　　　　　　　　37,430,463円

 

三菱東京UFJ銀行　30年返済　総支払額　　35,738,138円　▲1,692,325円

 

来年3月末まではフラット35S適応であれば、0.3％金利優遇がありますので

多少違いますが、それでも総額支払は三菱東京UFJ銀行の方が

低く抑えられます。

 

　　

またフラット35は扱う金融機関により手数料が大きく違います。

3000万円を借りる場合、手数料が高いところでは648,000円

低いところは240,000円　4月の返済期間21年超 の金利1.19％で

同じ条件で3000万円借りても、なんと 408,000円の差が出るのです。

 

　　

表面に出ている金利だけではなく、

総支払額・取扱手数料等を含めてた

トータルでの選択が必要となります。。

 

少しでも無駄な支払いを抑えられる住宅ローンを選びましょう！！